予選に向け「上位6位入り」を目指す

マルク・マルケスは、FP1での良好なフィーリングを維持しつつ、午後のセッションでさらに感触を高めたことに手応えを感じている。キャンセルされたラップも多かったが、ベースセッティングが快適であることから、明日の予選でトップ6が視野に入るとしている。今年の金曜セッションについては、過去のクラッシュを踏まえたアプローチの変更が功を奏していると述べたが、依然としてDucati勢と互角に戦うには改善が必要だと冷静に分析している。

マルク・マルケス

「FP1のフィーリングは良かったんですが、イエローフラッグ、レッドフラッグもあってもほとんどのラップがキャンセルされてしまいました。午後は良い感触で走行を続けることが出来ました。重要なのはベースセッティングがこのトラックではより快適であることです。この状態から徐々に改善を続けていきたいと思っています。明日の走行、予選ではトップ5程度が見えるでしょうから、予選で上位6位までには入りたいですね。」

「今年に関しては金曜のセッションでは最高と言えるかもしれません。ザクセンリンクも良かったんですが、午後に大きなクラッシュがありましたからね。今日は本当に良い金曜だと思います。過去にはFP1で転倒もあったので、今回はアプローチを変えていますし、バイクのセットアップも変更しています。まだ金曜ですし、正直今までは他のライダーからは2ステップほど遅れていると思っていて、現時点では1段階遅れているという状況ですね。後は細かい部分を調整していきたいですね。」

「今週末もまだDucatiトップのペッコ、マルティンと互角に戦える状況ではりません。エネア・バスティアニーニ、フランコ・モルビデッリもスピードがありますね。こうしたライダー達と戦えるかどうかを見ていきたいと思います。」

(Photo courtesy of Gresini Racing)