アコスタ、転倒に悔しさも明日は大きな改善を見据える

ペドロ・アコスタは、転倒が多発した一日を振り返りつつも、全体的な感触には悪くないと前向きな姿勢を見せた。特にハードフロントがトリッキーだったと語り、FP1の大きな転倒については、フロントタイヤのセンターが冷えていたことが原因でブレーキング時にフロントがロックしたと分析。明日は冷静に作業を進め、Q2通過を目指して大きな改善を図る意欲を示している。

ペドロ・アコスタ

「今日は転倒が多かったですが、全体的には悪い感触ではありません。ハードフロントは本当にトリッキーで、FP2ではアウトラップでいきなり転倒となりました。今日は転倒で時間を失ってしまいましたが、明日は落ち着いて作業を行っていきたいと思います。」

「ターン10での転倒はポル・エスパルガロが前に過ぎるのを待っていてタイヤが冷えてしまったからです。その後バイクを起こして走行を続け、タイヤを温めるために走ってからアタックをしていました。ただ、タイヤのセンターが冷えていたようで、まさか走行中にブレーキに触った瞬間にフロントがロックするとは思っていませんでした。幸いだったのはバイクと自分がすぐに離れたことでしたね。」

「明日はいずれにしてもQ2を通過しないといけません。ペースとしてはQ2に入れると思いますし、ポイントを多く失っている状況であることはわかっています。これを改善する方法もわかっていますし、明日は大きな改善をしたいと思っています。」