トプラック・ラズガットリオグルはアラゴンで復帰を予定

チャンピオンシップリーダーのトプラック・ラズガットリオグルは、イタリアのクレモナで行われる今週末のFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)には参加しない。これはマニクール(フランス)での大クラッシュ後、回復にさらなる時間を必要としていることが判明したためだ。代役として、BMWモトラッドファクトリーライダーのマルクス・ライターバーガー(ドイツ)が、クレモナでROKiT BMWモトラッドWorldSBKチームの一員としてマイケル・ファン・デル・マーク(オランダ)と共にレースに挑む。

トプラック・ラズガットリオグルはマニクールでのFP2中のクラッシュで軽度の気胸を負い、それ以来医療ケアを受けている。一方、ライターバーガーは先週末にFIM耐久世界選手権(FIM EWC)の2024年シーズンをBMWモトラッドワールド耐久チームで総合3位で終えたばかり。BMWモトラッドファクトリーライダーの重要なメンバーとして、彼はBMWモトラッドWorldSBKテストチームと共にWorldSBKの開発作業にも貢献している。ライターバーガーは2019年のWorldSBKシーズンでレギュラーライダーとして同チームで参戦しており、ROKiT BMWモトラッドWorldSBKチームに精通もしている。

トプラック・ラズガットリオグル

「クレモナで再び走ることを楽しみにしていましたが、気胸の回復が当初思っていたよりも長引いています。完全に回復することが重要で、次のレースウィークエンドであるモーターランド・アラゴンでBMW M 1000 RRに戻ることを目標としています。しかし、慎重に一歩ずつ進めていく必要があります。一つ確かなことは、可能な限り早く健康状態が整い次第、再びチャンピオンシップ争いに戻ることです。クレモナではチームを応援し、BMW M 1000 RRがトップで表彰台に上がることを期待しています。」

マルクス・ライターバーガー

「まず最初に、トプラックの早期回復を願っています。クレモナでは、チームとBMWモトラッドモータースポーツをできるだけサポートすることに焦点を当てます。バイク、チーム、WorldSBKを知っているので、すぐにペースを上げるのに問題はないはずです。目標は、トプラック、チーム、そしてBMWが、彼と関わる全員が今シーズンに値する世界チャンピオンシップのタイトルを争うために、万全の状態でBMW M 1000 RRを準備することですね。」

(Photo courtesy of BMW)