モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのファビオ・クアルタラロとアレックス・リンスは、イタリアのミサノ・ワールドサーキットからインドネシアのマンダリカ・サーキットへ移動。インドネシアでの第3戦となる今週末のレースでは、地元ファンの熱狂的な応援に応えるべく準備を進めている。

2024年MotoGP世界選手権第15戦となるインドネシアGPに臨む両選手は、マンダリカ・インターナショナル・サーキットに到着。特にファビオ・クアルタラロは、前戦エミリア・ロマーニャGPでの好結果を再現できるか注目している。2022年に2位、2023年に3位を記録したこのサーキットでは良い思い出があり、今回も好成績を狙い、インドネシアの多くのファンに強い印象を残したいと意気込んでいる。

リンスはエミリア・ロマーニャGPをインフルエンザのためほぼ欠場し、今週末のレースで再びYZR-M1に乗ることを楽しみにしている。ミサノテストで得たデータをマンダリカで活かし、さらに調整を進めるつもりだ。リンスは過去2回のマンダリカGPで、2022年に5位、2023年に9位を記録している。

ファビオ・クアルタラロ

「海外戦が始まるのはいつも楽しみです。こちらのファンとはあまり会えませんが、とても応援してくれるので、このGPは本当に楽しいです。マンダリカのトラックも好きで、2022年と2023年には表彰台に立ちました。今年もベストを尽くします。ミサノで一歩前進できたので、今週末の結果が楽しみです。」

アレックス・リンスのコメント

「先週のミサノではレースに出られず、とても残念でしたが、今は完全に回復し、また走る準備が整いました。このシーズンのこの時期はいつも楽しみです。この地域のファンはMotoGPへの情熱がすごいので、とても嬉しいですね。」

(Photo courtesy of yamaha)