2024シーズン第15戦となるマンダリカ・サーキットは、MotoGPワールドチャンピオンシップカレンダーで3回目の登場を迎える。全長4.3キロメートルのこのサーキットは、ロンボク島の美しい海岸線に位置し、ドラマティックなレース展開を常に生み出してきた。ホンダファンの大応援団がレプソル・ホンダ・チームをインドネシアでもホームのように迎え、毎回思い出深い旅となっている。
ジョアン・ミルは、エミリア・ロマーニャGPで最後尾から11位に追い上げた今季最高のパフォーマンスを再現すべく挑む。ホンダHRCのエンジニアによる最新の開発成果を確認したことで、彼とチームはアジアツアー開幕戦でさらなる細部の調整に集中できるだろう。ミルがロンボクで記録したベストリザルトは、2022年の6位だ。
ルカ・マリーニもまた、2023年に自身初のMotoGPポールポジションを達成したインドネシアでの好成績を心に刻んでいる。セッションごとに着実に進化を続けているマリーニと彼のチームは、ホームでの活躍を再現し、トップ10への距離を縮めることを狙っている。シーズン終盤での好成績は、マリーニとHRCにとって来シーズンに向けた重要な準備となるだろう。
ジョアン・ミル
「前戦で良い結果を出した後にインドネシアに向かうのはいい気分です。もちろん、ホンダと自分が本来いるべき場所に戻るためには、まだやるべきことがあります。でも、これは最初のステップで、次のレースでそれを確認しなければなりません。ここ数カ月で何かを掴んだので、それはポジティブなことです。インドネシアは素晴らしい国で、ロンボク島は信じられないほど素晴らしい場所です。戦いは厳しく、暑さや時には雨とも戦わなければなりませんが、楽しみたいです。」
ルカ・マリーニ
「インドネシアに行くのが本当に楽しみです。ホンダの存在感は圧倒的で、行くたびにそれを感じます。今、我々は良い流れに乗っていて、進化し続けており、ホンダでのスタートからバイクは最良の状態にあります。もっと走りたいという気持ちが強く、3連戦は僕にとってプラスです。インドネシアは大好きな場所で、RC213Vでどこまでやれるか非常に楽しみです。」
(Photo courtesy of HRC)