前のグループに食らいつきたい

午後のセッションでミルは1分36秒686を記録し、金曜の総合トップ10に復帰。カタールGPでの苦戦を乗り越えた。イエローフラッグや終盤の転倒によりさらなるタイム更新はならなかったが、序盤の走行で十分な結果を出した。ジョアン・ミルは金曜日の目標を達成してQ2進出を確保し、シーズン序盤の好調時のフォームを取り戻した。土曜の予選で上位グリッドを獲得し、スプリントレースと決勝に向けて有利な位置につけることが重要となる。

ジョアン・ミル

「今日のフィーリングは本当に良かったですし、10位という結果は私たちの本当のポテンシャルを示していないと思います。両方のセッションで強かったですし、レースペースでもトップ付近にいました。しかし新しいタイヤを入れた時にイエローフラッグが出たりと、いろいろなことが起こりました。クリアラップを取るのが難しかったですし、ソフトタイヤではチャンスが多くないのですが、それでも悪くないラップタイムを出せたと思います。今日、10位でも1位でも達成できたことは同じなので、満足しています。今はQ2に向けて準備し、良い予選結果を目指して、前方グループに食らいつきたいと思います。」