バレンシア復帰のミル、グリップ不足の中でセットアップに取り組む
2023年以来のバレンシア復帰となったミルは、路面状況が大きく変化している中でマシンの挙動を確かめながらセットアップを進めた。路面グリップの低さに苦しみながらも、ハードフロントタイヤを使用しつつ自信を持って走行。1分29秒634で9番手につけ、ホンダ勢トップかつQ2進出を決めた。

グリップ低下に苦戦もQ2進出に手応え
「今日は嬉しい1日になりましたが、正直言うと予想よりも難しい一日でした。ここバレンシアのグリップは、自分が記憶しているものと比べてかなり落ちています。すべてが完璧だったわけではありませんが、それでもQ2に入れたのはポジティブな兆しだと思います。ハードのフロントタイヤを使っていたのは、マシンへの信頼があるからです。ブレーキングではすごく良いフィーリングがある一方で、ロングコーナーではまだ改善が必要です。あと0.3秒削るために、そこが課題だと感じています。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。