序盤の混乱を回避し堅実なレース運びで6位フィニッシュ
ジョアン・ミルはスタート直後の混乱を回避し、序盤からトップ10圏内で安定走行。1分30秒台中盤の安定したラップを刻みながら順位を上げ、残り5周でブラッド・ビンダーとフランチェスコ・バニャイアに接近。終盤には3台による激しい攻防を制し、KTMとドゥカティの両マシンを鮮やかにオーバーテイクして6位でチェッカーを受けた。



満足感と自信回復を語る
「今日は自分たちの力を110%出し切れたと思いますし、正直とても満足しています。今週末はどのセッションでも6位付近のポジションをキープできていて、現実的な目標としてこの順位を狙っていました。最近は辛いレースが続いていたので、このような結果は本当に嬉しいです。」
「最後のバトルも面白かったですし、自分としては落ち着いて走行を重ねてビンダー選手とバニャイア選手に追いつくことだけを考えていました。このリザルトは自信を少し取り戻すきっかけになります。今年のカレンダーを考えると、こういうブーストは非常に大事なので、しっかりこの勢いを掴んで次に繋げていきたいです。週末を通して素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝しています。夏休み明けにこういった形で戻ってこられたのは本当に良かったです。」