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ハンガリーGP フランチェスコ・バニャイア「現状はトップ5での完走が目標になる」MotoGP2025

惨敗からの巻き返しへ集中

フランチェスコ・バニャイアは、前戦の惨憺たる結果を一度リセットし、今週末のオーストリアGPに全神経を注ぐ姿勢を見せる。バイクに大きな変更を加えず、新サーキットの特性を確認することに専念し、「このトラックは短く、Ducatiにとって簡単ではない」と冷静に認識しつつも、アスファルトのグリップの高さが手応えを支えると語る。FP1での良好なスタートは、自身やチームの信頼にも繋がっている。ライバルにはすぐ追いつかれることを警戒しながらも、オーバーテイクの機会が多いこのレイアウトに秘める戦略的可能性に期待を寄せている。

トラック特性と初日への期待

「前回のレースのことは一旦忘れて今週末に集中したいと思います。バイクにはあまり変更を加えずに新しいサーキットを確認したいと思います。このトラックは短くDucatiのバイクにとっては簡単ではないでしょう。何をすべきか理解すべきです。アスファルトは良いですからグリップは高いです。パニガーレで走ったことが助けにはなると思います。ライバルもすぐに追いついてくるでしょうが、FP1ではアドバンテージになると思います。完全な新しいトラックですし、オーバーテイクのチャンスも多いでしょう。」

苦境の中でも信頼と修正へ意欲

「現状については我慢の限界という発言をしていますが、自分は常に正直に語っているということです。先週末のレースは惨憺たる結果でした。ジャーナリストの嫌味な質問も多く、そのせいでああいった発言につながったと理解しています。チームとの関係は良好ですし、しっかりと話し合っており、同じ方向を見ています。チームにとっても苦しいわけです。共に7ヶ月苦戦していますが、昨年よりもスピードがないことは明らかです。ラップタイムも昨年より遅いですから、理由を理解して行く必要があります。オーストリアではいつも調子が良かったですし、2位との差も大きく優勝していました。多くのライダーが自分を簡単に追い抜いていったので不思議でした。トップポジションを狙っていきたいと思っています。現状はトップ5を戦うのがやっとですから。今週末もトップ5を狙うレースになるでしょうね。

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