セットアップ変更でリアの感触が改善
ファビオ・ディ・ジャンアントニオはいくつかのセットアップ変更によってリアの感触が大きく改善されたと振り返った。一方で、フロントの挙動には問題が残り、走行中に5度もフロントロックに見舞われ、肘で転倒を回避する場面もあったという。ペース自体には手応えを感じており、周囲のライダーたちより速いと自負。グループ内での遅れもすぐに取り戻せていたことから、内容には一定の満足感を示した。

フロントの不安定さとレースへの自信
「自分はもっと上を期待していました。レースに向けていくつか変更を加えたことで、特にリアの感触は大きく改善しました。ただ、フロントの挙動が少しおかしくて、かなり多くのフロントロックが発生し、5回は転倒しそうになって肘で耐えました。ペース自体は良かったですし、周りのグループの中では自分の方が速いと感じていました。」
明日に向けた方向性の維持を強調
「遅れてもすぐに追いつけていたので、内容は悪くなかったです。レベルが非常に高く、ほんの小さな違いが結果に大きく響くのは当然です。明日はできるだけ多くポジションを取り戻せるよう、この方向性を維持していきたいと思います。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。