ポルトガルGP プラクティス11位ルカ・マリーニ「転倒で時間を失ってしまった」MotoGP2025

午前は順調なスタートも、午後に転倒

午前は7番手と順調な立ち上がりを見せたマリーニだったが、午後のセッション序盤に転倒。1台のみで再走行を強いられた中、再びの雨が降り始める前にタイム更新を狙った。最終的に11番手、Q2進出のカットラインにはわずか0.1秒届かず、明日のQ1からの出走が決定。ただしマリーニとチームは改善ポイントを明確にしており、特にターン1とターン5のブレーキング改善が鍵となりそうだ。

転倒の原因と明日に向けた改善点

「今日は自分のミスもあり、ちょっと運にも恵まれませんでした。少しワイドになったときにタイヤの温度が下がってしまい、あの転倒につながりました。このコンディションではよくあることですが、タイムを失ってしまい残念です。そのマシンは使えなくなってしまいましたが、集中を切らさずに残った1台で全力を出しました。午後には雨も来そうでしたし、できる限りのことはやりました。明日に向けてはターン1とターン5のブレーキングを改善したいです。今日は技術陣のためにいくつか新しいセットアップのテストも行いましたし、チームとして今年大きく進歩できたのは良いことだと思います。まだやるべきことはありますが、前進できているのは間違いありません。」