2026年のMotoGP™シーズンに向けて、ライダーを支えるクルーチーフの最新体制が公開された。タイトルを争うライダーたちの陰で、データ分析からマシンセッティング、戦略立案までを担うクルーチーフの存在は極めて重要だ。今季も継続体制が多い一方で、新たな組み合わせや注目の復帰もあり、各チームの動向が見逃せない。

ドゥカティ・レノボ・チーム
- マルク・マルケス:マルコ・リガモンティと継続。2025年の王座獲得コンビが再結集。
- フランチェスコ・バニャイア:クリスチャン・ガッバリーニと8年目のタッグ継続。
BK8グレシーニ・レーシングMotoGP
- アレックス・マルケス:2025年ランキング2位、ドナテッロ・ジョヴァノッティと継続。
- フェルミン・アルデゲル:フランキー・カルケディが引き続き担当。ジョアン・ミル、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、マルク・マルケスらの優勝に貢献してきた実績を持つ。
アプリリア・レーシング
- マルコ・ベッツェッキ:2025年に自己最高の年間3位、フランチェスコ・ヴェントゥラートと継続。
- ホルヘ・マルティン:ダニエレ・ロマニョーリと6年連続タッグ。2024年のチャンピオンコンビ。
レッドブルKTMファクトリーレーシング
- ペドロ・アコスタ:ポール・トレヴァサンと継続。
- ブラッド・ビンダー:長年の相棒アンドレス・マドリッドと別れ、フィル・マロンと新体制。マロンはトプラック・ラズガットリオグルのWSBK3連覇を支え、MotoGP復帰は2016年以来。
プルタミナ・エンデューロVR46レーシングチーム
- ファビオ・ディ・ジャンアントニオ:2025年に4表彰台、マッシモ・ブランキーニと継続。
- フランコ・モルビデリ:2020年以来の好成績を取り戻し、マッテオ・フラミニと継続。
モンスターエナジー・ヤマハMotoGP
- ファビオ・クアルタラロ:新型V4マシン投入の2026年も、長年の相棒ディエゴ・グベリーニと共に。
- アレックス・リンス:デビッド・ムニョスと継続。
トラックハウスMotoGPチーム
- ラウル・フェルナンデス:2025年終盤に好成績、ノエ・エレーラと継続。
- 小椋藍:ジョヴァンニ・マッタロロと継続。
LCRホンダ(カストロール)
- ヨハン・ザルコ:2025年ホンダ勢最上位、ダビド・ガルシアと継続。
- ディオゴ・モレイラ(ルーキー):ソムキアット・チャントラの元クルーチーフ、クラウス・ノーレスが担当。
ホンダHRCカストロール
- ルカ・マリーニ:クリスチャン・ププリンと新タッグで初表彰台を狙う。
- ジョアン・ミル:サンティ・エルナンデスと継続。エルナンデスはマルク・マルケスの元クルーチーフとして、ホンダで6回のタイトルを共に獲得(2013年、2015〜2019年)。
レッドブルKTMテック3
- エネア・バスティアニーニ:2025年シーズン途中でアルベルト・ジリブオラと別れ、ザビ・パラシンが一時代行。2026年はブラッド・ビンダーの元担当アンドレス・マドリッドが新たに就任。
- マーベリック・ビニャーレス:マヌエル・カゼオーと継続。さらに注目はホルヘ・ロレンソがパフォーマンスコーチとして加入。チームはエルヴェ・ポンシャラル退任後、新代表にギュンター・シュタイナーを迎え体制一新。
プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP
- ジャック・ミラー:2024年ドゥカティでタイトルを獲得した後、ヤマハ移籍2年目。ジャコモ・グイドッティと継続。
- トプラック・ラズガットリオグル:MotoGP初挑戦にあたり、元ジリブオラがクルーチーフを務める。
2026年は多くの実績あるコンビが継続する一方、WSBK王者を支えた名参謀や、F1からの異色人事まで加わる多彩な布陣に。タイトル争いを制するのは、ライダーとクルーチーフのどの“名タッグ”か。シーズンの行方を左右する舞台裏の戦いにも注目が集まる。
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。