
トラブルを乗り越え再始動
マレーシア・セパンで行われたMotoGP公式テスト最終日。Monster Energy Yamaha MotoGPは、2日目を技術的な問題で見送った後、テスト最終日に再び走行を再開。アレックス・リンスが12番手、ファビオ・クアルタラロの代役として参戦したアウグスト・フェルナンデスが21番手で3日間のテストを締めくくった。
チームは初日の技術的トラブルについて、日本とイタリアの拠点で夜通しの調査を行い、原因を特定。問題解決後、3日目に再び走行を再開した。午前中のセッションでリンスは26周を走行し、11周目に記録した1分57秒580がこの日のベストタイムとなった。午後のセッションではライダーの多くがタイム更新を果たせなかったため、このタイムで総合12番手にランクイン。午後にはさらに10周を重ね、合計36周を消化した。
一方、フェルナンデスはクアルタラロの代役としてマシン開発に専念。Monster Energy Yamaha MotoGPのテストライダーとして午前のセッションにのみ出走し、20周のうち19周目に1分59秒278を記録。総合21番手となり、トップからは2.876秒遅れでテストを終えた。
テストを終えたチームは次に、2月6日から7日にかけてマレーシア・クアラルンプールで開催されるMotoGPローンチイベントに参加。その後、2月21日〜22日にタイ・ブリーラムで行われるMotoGP公式テストに再び参戦予定だ。
マッシモ・メレガリ
「非常に有意義なテストになりました。ここセパンで試す予定だった項目の大半を評価することができました。今回のテストでは、シャシー、スイングアーム、エアロダイナミクスといった重要な要素を中心に進めており、これらはブリーラムテストでも使用する予定です。初日に発生した技術的な問題で一時中断を余儀なくされましたが、日本とイタリア、そして現地マレーシアのエンジニアたちの尽力により原因が判明し、無事に最終日を終えることができました。ただし、細かなセッティング調整までは手が回らなかったため、それはブリーラムに持ち越す予定です」
アレックス・リンス
「セパンでのシェイクダウンテストとIRTAテストを通じて、試すべきアイテムはすべて確認できましたし、ブリーラムに向けて良い選択ができたと思います。残念ながら技術的なトラブルと安全面を考慮して2日目は走れませんでしたが、今日は無事に走行できて、予定していた作業を完了することができました。ブリーラムではさらにセッティングを詰めていく予定です。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。