シャレイナ 母国スペインで劇的勝利 第2ステージで僅差制す 世界ラリーレイド選手権

2026年世界ラリーレイド選手権第2戦ラリー・ポルトガルのステージ2で、モンスターエナジー・ホンダHRCのトシャ・シャレイナが劇的な逆転勝利を挙げた。スペインに入ったこのステージで激しいバトルを制し、総合でも首位ダニエル・サンダースとの差を1分18秒まで縮めた。

全長500km超の過酷なステージは、雨に見舞われたポルトガルからスペインへと舞台を移し、砂地から山岳、農地まで大きく変化するレイアウトとなった。シャレイナはチームメイトのアドリアン・バン・ベベレンやブルーノ・サントスと激しいトップ争いを展開。終盤に猛追を見せ、わずか2秒差でステージ優勝を奪取した。

バン・ベベレンも2位に入り、ホンダ勢がワン・ツーを達成。リッキー・ブラベックは6位、スカイラー・ハウズは7位でフィニッシュし、いずれも総合上位争いに踏みとどまっている。

ルーベン・ファリア

「バダホスに到着し、ステージは想定通りでした。序盤は速い砂地、その後スペインに入ってからはよりテクニカルな山岳区間となりました。トシャがステージ優勝を挙げ、ダニエルとの差を縮めたのは非常に良い結果です」

「明日は厳しい一日になるでしょう。トシャはトップスタートとなるため、タイムを失いすぎないよう慎重なマネジメントが求められます。アドリアンも2位で好走し、総合3位につけており、非常に意欲的です。リッキーは6位でややタイムを失いましたが、総合5位でまだ十分に戦えます。スカイラーも小さなミスはあったものの安定した走りで7位に入り、日々調子を上げています」

リッキー・ブラベック

「今日もほとんどがウエットコンディションでした。朝5時のリエゾンから大雨で、スペシャル前半も雨が降ったり止んだりの難しい状況でした。フロントを失って転倒しましたが、すぐに立て直して走り続けました。後半のスペイン側は乾いていて全く違うコンディションでした。明日も雨予報なので、引き続きしっかり準備して完走を目指します。」

スカイラー・ハウズ

「今日はあらゆる地形と天候を経験しました。豪雨、泥、水たまり、そしてスペインに入ると乾いた滑りやすい路面と太陽まで出てきて、大きな変化のある一日でした。正直、山岳区間ではかなり慎重に走りました。一度スリップしてしまい、同じミスを避けるためにペースを落としました。それでも全体的には良い走りができたと感じています。」

アドリアン・バン・ベベレン

「全体的には良かったですが、水たまりに速く入りすぎてマシンに水が入り、一度止まってしまいました。それでも再始動でき、その後は難しい区間をうまくマネジメントできました。正直、昨年クラッシュしたエリアを思い出しましたが、後半は楽しみながら走ることができました。」

トシャ・シャレイナ

「序盤は大雨で水たまりも多く、とても難しい状況でした。スタートは速くて自信を持てませんでしたが、中盤以降は調子が上がりました。スペインに入ると天気も良くなり、観客の声援も大きな力になりました。ようやくステージ優勝を達成できて嬉しいです。明日もスペインでのステージなので、それが大きなモチベーションになります。」