予選からの圧倒的な速さはそのままに、COTA5連勝を記録したマルケス選手。一時期離されていたチャンピオンシップスタンディングでも3位に戻ってきました。これで良い気分でヨーロッパラウンドを迎える事が出来るでしょう。
Q
「マルケス相変わらずテキサスの王者ですね。これで5年で5度の優勝です。今日はマーヴェリックと接線になると予想されていましたが、彼が転倒した後に優勝出来るという考えが頭をよぎったんでしょうか?」
アメリカGP優勝 マルク・マルケス
「簡単に見えたかもしれませんが難しいレースでした。特にハードフロントタイヤを選んだので、序盤は落ち着いて走るように心がけていました。金曜はハードタイヤを使用していなかったので、どんなフィーリングなのかわからないでいたんですよね。すぐにチャタリングのような症状が気になりましたが、他の選手も後半グリップが落ちるはずだと言い聞かせて走りました。そしてその後は最後までコンスタントに走ることが出来ました。その後3秒、4秒と差が開いて、この差を維持できるようになりました。アルゼンチンの後はチャンピオンシップ争いで遠いところにいましたが、今や非常に接近してきましたから嬉しいですね。チャンピオンシップは長いですから情熱を持ってチームと共に懸命に作業をして行きたいと思います。ステップ・バイ・ステップで改善をしていますからね。」
(Photo courtesy of michelin)