スプリントレースでマルコ・ベッツェッキ、アレイシ・エスパルガロに競り勝って4位を獲得したマルク・マルケス。タイヤ温存をそこまで考えずに全力で走行出来るスプリントであれば、ホンダであっても上位争いが出来るわけだが、表彰台争いには一歩及ばなかった。

序盤からスピードを発揮出来た

マルク・マルケス

「今日のスプリントレースは素晴らしい内容でした。何よりスピードを序盤から発揮出来たことが大きかったと思います。マルコ・ベッツェッキの後ろで走行していて自分のほうがスピードがあったものの、オーバーテイクは難しかったですね。」

「あくまでスプリントレースであること、4位でしかありませんが、残り3レースが残された状況ですから、すべてのレースを楽しんでいきたいと思います。」

「最終コーナーは特にホンダがしっかりと機能していました。ブレーキングポイントでコンスタントに性能を発揮するのは簡単ではありませんでしたが、この最終コーナーはCOTA、インドでも似たコーナーがあって得意なんですよね。アタックしつつインサイドに飛び込むのは簡単ではありませんが嬉しい結果ですね。」

「2024年シーズンを11月のバレンシアテストからスタート出来るのは嬉しいですね。ホンダに感謝を伝えたいと思います。バレンシアテストに参加出来ることは本当に大きくて、このテストを行うか否かはシーズンをスタートする中で本当に大きな違いが出てくるんですよね。」

(Photo courtesy of HRC)