Ducatiからの公式なリリースは出てこないが、ヨハン・ザルコは自らのInstagramにおいて、Ducatiと契約を更新したことを明らかにした。参戦チームはReale Avintia Racing Teamで、マシンは1年型落ちとなるGP19を使用する。
ホルへ・ロレンソ同様にスムーズなライディングのザルコだが、ハードブレーキング、強烈な加速というデスモセディチの長所を活かすライディングに上手く順応し、Pramacのジャック・ミラー、ファクトリーのダニーロ・ペトルッチを上回る成績を残し、2021年のファクトリーチーム加入を目指す。
2020年はReale Avintia Racing TeamからMotoGPに参戦
ヨハン・ザルコ
「2020年にReale Avintia Racing TeamからDucatiのバイクでMotoGPに参戦する契約を結んだことを公表したいと思います。足首は徐々に回復していますので、冬の間はしっかりと回復に専念したいと思います。」
Reale Avintia Racing Teamオーナー ラウル・ロメロ
「ヨハン・ザルコのような素晴らしいライダーがDucatiのおかげでAvintiaにやってきたことは嬉しいですね。Ducatiのサテライトチームになるという契約も締結していますし、使用出来るマテリアルのクオリティーが向上するという意味でも素晴らしいことです。来年はヨハン・ザルコとティト・ラバトがTOP10を走行する姿を見せてくれることを願っています。ここ数年チームを支えてくれているスポンサーにも改めて感謝を述べたいと思います。」
(Source: www.johannzarco.fr / Reale Avintia Racing Team)
(Photo courtesy of www.johannzarco.fr)