KTMはもともと3月18日〜20日までヘレスでプライベートテストを行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響もありこれを延期することにした。
開幕戦がずれ込んでいることから、各メーカーは開発を続けることがルール上可能で、コンセッションが適用されるKTMとアプリリアは、ファクトリーライダーでのテストが可能だ。
なお、今回のプライベートテストにはファクトリーチームとしてKTMとアプリリア、テストチームとしてホンダとスズキの参加が予定されていた。
マイク・レイトナー
「非常に重要なテストとして3日間のプライベートテストを予定していましたが、現在の状況からキャンセルを余儀なくされました。今リスクを冒すのは危険で、健康が何よりも優先すると判断しました。」
「スケジュールがコロコロと変わるのは仕方ありませんが、パニックにはなっていません。今はひたすら耐えることしか出来ません。まだコロナウイルスの感染拡大は続いているようですし、この先数ヶ月はこういった状況でしょう。」
「11月に振り返られたレースがあるということに関しては集中していません。今はむしろ4月、5月開催のレースに集中しています。」
「しかしそうは言っても状況を我々がコントロール出来るわけではありませんし、オーガナイザーがコントロール出来る状況でもありません。」
「この先6ヶ月の状況も何とも言えませんが、これはMotoGPに限った話ではなくて、世界全体の経済や社会にとっての試練なんだと思います。」
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(Photo courtesy of KTM)