アラゴンGPで新型コロナ陽性となったバレンティーノ・ロッシは、イタリアの医療プロトコルによって今週末のテルエルGPへの参加は許可されない。そしてモンスターエナジー・ヤマハMotoGPは、今週末のテルエルGPについてバレンティーノ・ロッシの代役を設けないことを決定した。

イタリアの医療プロトコルによると新型コロナ陽性となった場合、コロナ陽性となった日から10日間の自己隔離が必要で、ロッシは10月15日に陽性反応が出ていることから、今週末のテルエルGPへの出場は間に合わないことになる。

ロッシは次回GPに出場する場合、PCRテストで陰性の結果を得る必要があり、最短でレースに復帰出来たとして11月6日からバレンシア・サーキットで開催となるヨーロッパGPからとなる。

なお、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPはバレンティーノ・ロッシのロッシを今週末のテルエルGPに立てないことを決定しており、これはモンスターエナジー・ヤマハMotoGPのスタッフの負荷を軽減するためでもあるとのこと。

なお、バレンティーノ・ロッシのアラゴンGP欠場は10月16日にIRTAに伝達されていることから、グランプリレギュレーションである、”チームはライダーの欠場10日以内に、グリッドを満たすため代役ライダーを立てる努力をすること”という規定には違反しないことになる。

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)