アンドレア・ドヴィツィオーゾ「表彰台は簡単ではないが、素晴らしいベースがある」ドヴィツィオーゾはヘレスで3日間のテストをアプリリアと共に終えた。現時点のバイクでも実力は高いが、表彰台はそう簡単ではないだろうと語る。今回はバイクのポジションに関して限界でプッシュ出来ないと感じたためにアプリリアに対してリクエストを出しており、その内容をまたムジェロで1ヶ月後にテストするという。

今回は最新型でのテストを行っており、次回も再びムジェロでのテストがあるとのことで、2022年にアプリリアからドヴィツィオーゾがフル参戦する可能性が現実味を帯びてきたと言える。

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次回テストは1ヶ月後のムジェロ

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

アプリリアのRS-GPバイクのパワー、そしてシャーシの硬さが好みですね。ライダー目線で考えると常に新しいバイクを試すのは興味深いものです。自分が今まで慣れ親しんだバイクとは異なりますけどね。」

まずはバイクのポジションの調整作業を行っています。バイクについてさらに理解する必要がありますから、次回はムジェロでテストを行うことになります。ここでは自分のライディングポジションに感するリクエストを実現する新しいパーツも試してみますから、さらにプッシュ出来るはずです。」

MotoGPバイクはとにかく自分が快適に感じることが重要ですから、細かい調整を進めることは必要不可欠です。そして自分が本当に快適に感じることが出来るまで本気でのプッシュは不可能ですし、プッシュするのは愚かなことです。
[adchord]アンドレア・ドヴィツィオーゾ「表彰台は簡単ではないが、素晴らしいベースがある」
今回はプロフェッショナルな人達と共に仕事が出来たのは楽しかったですし、素晴らしい3日間でした。最終日は天候が悪くテストが出来ていませんけどね。実際今回のテストで旧型のバイクは試していませんが、明らかに彼らのバイクは前進していると思います。」

現在の内容ではトップ5、表彰台圏内の実力はあるでしょう。もちろん簡単ではないでしょうけど。ただ、間違いなく素晴らしいベースがあると思います。良い点、悪い点があるのはどのバイクも同じで、アプリリアのバイクも良い点と改善したい点があります。今回、そしてムジェロでのテストは自分にとっても、アプリリアにとっても良い機会になるはずです。」

2022年については明確なアイディアがありますが、今年はどうするかわかりません。状況を読むのが難しいですから、何がベストが判断しかねています。MotoGPバイクで走行するチャンスを再び与えてくれたアプリリアに感謝しています。」

(Source: aprilia)

(Photo courtesy of aprilia)