ホンダ移籍後のベストな予選リザルトとなったポル・エスパルガロは、金曜から語っていたとおりに、シルバーストーンのグリップ、そして気温の低さが好影響だったとしている。レースに向けて準備することは多いが、土曜日の段階ではひとまずポールポジション獲得に浸りたいと語った。[adchord]
プレッシャーを感じずに予選に挑めた
ポル・エスパルガロ
「今は本当に信じられない気持ちです。タフなオーストリアの週末からは考えられないような結果です。ラップタイムを見て自分自身でも想定していないタイムでしたから、驚きましたね。今朝はこのタイムより0.6秒遅かったのに限界だと感じていましたから。予選前の段階でもタイムはさほど悪くなくて、また12番手スタートなんてことにはならないと思えてリラックス出来ました。」
「そのせいかプレッシャーを感じることなく予選走行に挑むことが出来ましたね。この結果を出すために共にプッシュしてくれたチーム、そしてHRCのプーチ、桒田さん、健男さんにも感謝したいですね。時には何事もうまくいかないと感じることもありますが、結果を出すことが出来ました。」
「今まで本当に辛い時期を経験してきましたから、今のところ明日のことはあまり考えず、今のこの瞬間を楽しみたいと思っています。明日は明日で再びプッシュして苦戦することになりますが、今日はこの感触を楽しみたいと思います。」
「パッケージは今までと同じですが、トラックのコンディションが良いこと、気温が今までより低いことでグリップが向上しているなど、バイクのパッケージが全体的に機能しているということです。コーナー進入から立ち上がりでリアブレーキを当てながらスロットルを開けていく部分など、最高のフィーリングで、とにかくライディングが楽しいと言える状況です。」
「自分のライディングがしっかりと出来ている印象で、今までのタフな状況を考えるとこういった走行が出来ているのは嬉しいですね。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of michelin)