グリッド3つの降格ペナルティーを受けるという前提条件で予選に挑んだフランチェスコ・バニャイア。難しいコンディションの中でも2位となり、これで決勝は5番グリッドからのスタートとなる。なお、ヘルメットはNBAの問題選手、デニス・ロッドマンをトリビュートしたヘルメットであるが、あくまでもスポーツマンとしてのデニスに対して敬意を示したようだ。[adchord]
最もタフな予選だった
フランチェスコ・バニャイア
「今日はグリッド降格を考えながらの走行でした。今までのMotoGPクラスの予選の中でもっともタフだったと思います。コンディションは非常にトリッキーでしたし、どこまでプッシュ出来るかわからない状況でした。あまりチャンピオンシップの状況に関しては考えずに、自分に集中していきたいと思っています。」
「前回はレースの中ではミスもありましたしスマートに自分に集中していきたいと思います。ミラーも今年は素晴らしいペースで走行していますからね。通常はFP4でライバルのペースを探るものですが、今回はコンディションもあって推測が難しいです。自分のペースは使い古しのミディアムフロントでも良かったですね。多くのDucatiライダー、ファビオ、アプリリアが強敵でしょうね。」
「昨年はソフトタイヤは終盤まで持ちませんでしたけど、今年のタイヤは少し硬いので序盤からプッシュが可能でしょう。ミディアムの場合は温まるのに時間がかかると思いますけどね。」
(Photo courtesy of Ducati)