金曜の時点で土曜日の走行は難しいかもしれないと話してジョアン・ミルはFP3を走行して土曜日の走行を終了。痛みのせいで操作感が乏しいことなどから、アラゴン、日本を欠場してタイでの復帰を目指す。日本のファンとしてはスズキカラーで走る最後のジョアン・ミルを応援することは叶わないが、タイで復帰する姿を楽しみにしたい。

ドクターと話した結果、アラゴン、日本を欠場することを決めた

ジョアン・ミル

「ドクターとも話した結果、走行を続けるのはオススメしないということでした。走り始めてすぐに操作の繊細さや、フィジカル面の強さが不足していることがわかりました。こうしたことからドクターとも話をしてみてレースをしないこと、そして日本GPも欠場することにしました。」[adchord]

「レースが続きますから、しっかりとコンディションの回復に集中したいと思います。今回走行してみて100%の状態にはほど遠いことがわかりましたからね。痛みのせいで操作感もありませんし、方向転換でも苦戦しています。MotoGPにおいて100%ではない状態でライディングするのはよくありません。」

「第一チャンピオンシップ争いをしているわけでもありませんから、ポイント獲得のためにリスクを冒すのは意味がありません。今回走ることで回復もまた遅くなりますからね。タイGPの前に再度チェックをしてタイに挑むことを目指しています。」

(Photo courtesy of michelin)