セパンで開催されているシェイクダウンテストが終了。3日目はドライコンディションで開催され、3日目のトップタイムはDucatiレノボチームのテストライダーであるミケーレ・ピッロが1:59.803を記録した。[adchord]

ヤマハ

ヤマハにおいて一番の話題はカル・クラッチローが335km/hのトップスピードを記録したことだろう。これは2022年のセパンテストで記録したトップスピードより8km/h速い。なお、最終日は日本から中須賀克行がテストに参加していた他、トラックサイドでファビオ・クアルタラロがテストの様子を観察していた。

ホンダ

テストライダーのステファン・ブラドルが新旧のフェアリングをテスト。また昨シーズンDucatiが採用していた通称ポケモンウイングを模したリアシートカウルのウイングレットについてもテストを行っていたようだ。

Ducati

ミケーレ・ピッロが最終日に最速タイムとなる1:59.803を記録。Ducatiレノボチームは新しいエアロパッケージのテストに専念していたようで、サイドフェアリングの部分のデザインが既存のものとは異なるタイプとなる。

アプリリア

テストライダーのロレンソ・サヴァドーリは新しいフロントフェアリングをテスト。さらに公式テストに備えて、アレイシ・エスパルガロ、マーべリック・ビニャーレスのバイクの準備も進めており、忙しいテストとなった。

KTM

ダニ・ペドロサは最終日は新しいエアロパッケージを集中的にテスト。フロントフェアリング、サイドフェアリングのウイングが大型化されており、全体的にゴツくなった印象を感じさせるものだ。

GASGAS

今年のルーキーであるアウグスト・フェルナンデスは昨日の雨のセッションに続いてドライで走行を重ねた。最終日は4番手タイムでテストを終えており、この後はいよいよ2023年シーズンを共に戦うライバル達との公式テストに備える。

次回は2月10日金曜日に公式テストが現地時間10時から18時15分まで行われる。

(Photo courtesy of michelin)