ライディングだけに集中出来る
前日の豪雨の影響でコンディションが不安定だったFP1では、現チャンピオンのバニャイアは4位で終了。しかし、体調の大幅な改善もあり、午後のプラクティスでは序盤から安定してトップ争いを展開。残り9分でバニャイアは1分30秒286のラップタイムを記録し、2週間前に樹立した自己ベストを更新してトップタイムを記録している。
フランチェスコ・バニャイア
「今日のラップタイムは素晴らしかったですね。バイクのフィーリングは前後のグリップが感じられず、前後タイヤがかなり滑る感触でした。ただラップタイムは自分とホルヘに関しては非常に速かったですね。ミディアムリアの感触も良かったですね。明日はさらに改善していけるでしょう。」
「午後はあまり速く走っている感覚はなかったものの、加速、ブレーキングもスムーズで実際のタイムは良かったですね。ただグリップがなかったと感じているので、コーナー中盤のスピードが足りなかったと思います。いずれにしてもバイクを起こせばしっかりとグリップは感じられる状況でしたね。2週間前と比較すると体の痛みを気にせずにライディングに集中出来る状況なのでいいですね。」
「明日の状況によりますが、フロントはソフトタイヤが柔らかすぎるので使えないと思っています。アタックで使用する際には1周多く温めてから使用しないと駄目かもしれませんね。」
(Photo courtesy of Ducati)