マルティンとベッツェッキ加入で迎える2025年
アプリリアのマッシモ・リヴォラは、マーべリック・ビニャーレスとアレイシ・エスパルガロのこれまでの貢献に深い感謝を示し、チームの新たなスタートに意欲を燃やしている。ビニャーレスは3年以上にわたりバイク開発に重要な役割を果たし、エスパルガロは8年間の長きにわたりチームの中心的存在であり続けた。
一方で、新たにホルヘ・マルティンという世界チャンピオンを迎えることについては、期待とプレッシャーが入り混じった心境を語った。「彼がナンバー1を使用するかはわからないが、彼がチームに加わること自体が大きな喜びであり、楽しみだ」と、新たな挑戦への期待を明らかにした。アプリリアはファクトリーチームにマルティン、ベッツェッキ、トラックハウス・レーシングにラウル・フェルナンデスと小椋 藍を擁することになるが、経験があるライダーがラウルのみとなり、マシン開発には若干の不安が残る。
アプリリア マッシモ・リヴォラ
「アプリリアでマーべリック・ビニャーレスを3年以上擁したことは素晴らしいことでした。彼はバイクの開発に大きな役割を担ってくれました。アレイシ・エスパルガロは我々と8年間共に走ってくれましたが、彼はもはやライダーというよりチームにとって兄弟のような存在です。彼の今後の成功を願っています。彼は感情豊かな人物ですから彼がいなくなるのは寂しいですが、彼の最後のレースが素晴らしいもので良かったと思っています。」
「ホルヘ・マルティンという世界チャンピオンをチームに迎えるのは大きな喜びであると同時にプレッシャーもあります。マルティンがナンバー1を使用するかどうかはわかりませんが、彼が我々のチームに加わってくれること自体が本当に大きな喜びであり、楽しみでもありますね。」
(Photo courtesy of michelin)