理想とのギャップに苦悩
フランチェスコ・バニャイアは金曜日のセッションで一定の手応えを感じたものの、バイクに対する要求が満たされていない状態に戸惑いを見せている。特にフロントのフィーリングに不満を抱き、ライディングで補う必要があると自己分析。ヘレスでテストされた新型シャーシには慎重な姿勢を取りつつ、ライバルであるマルク・マルケスやファビオ・クアルタラロの速さを認めた。

フランチェスコ・バニャイア
「金曜日にフィーリングが得られているということで満足はしていますが、何が欲しいかわからなくなっている状態なので、その状況にしては良いという形です。バイクのフロントに対して望むことが出来ていない状況です。ですから引き続き作業は必要です。」
「自分が望んでいるものはバイクからは得られないような感触ですのでライディングでなんとかしないといけないと思っています。自分は新しいシャーシをヘレスでテストしていません。改善があるのかもしれませんが、ここで試すのはリスクが高いと思っています。もしマルクが使っているのであれば何らか改善があるからなんでしょうけどね。」
「明日に関してはマルクが最速でしょう。2位はファビオ・クアルタラロ、マーべリック・ビニャーレスあたりが来るのではないかと考えていますね。」