力強いスタートも終盤に苦戦

再スタートではミルが再び好ダッシュを決め、序盤から積極的にポジションを上げていく展開に。マリーニを抜いた後は、モルビデリやアレックス・マルケスとの5位争いに加わった。しかし後半は防戦に転じ、ユーズドタイヤの影響もあってペースを維持できず、最終的には10位でフィニッシュ。貴重な6ポイントを獲得した。なお、8位で完走したルカ・マリーニは空気圧に関する規定違反で15位に降格となった

ジョアン・ミル

「今日はいろんな意味で入り混じった一日でした。両方のスタートでとても強く、すぐに競争力を発揮できました。でも後方からの追い上げだったので、終盤にはリアが保たず、ポジションを守れませんでした。最後の5周はほとんど生き残ることだけを考えていました。それが今日のレースのすべてです。チームと自分の努力に対して、もっと報われる結果が欲しかったですが、少なくともポイントを取れて良いデータも持ち帰れました。まだ解決すべき課題はありますが、前に進み続けます。」

(Photo courtesy of HRC)