バレンシアGP プラクティス14位 フランチェスコ・バニャイア「進入と立ち上がりでタイムをロスしている」MotoGP2025

バニャイア、初日は14番手に沈む

バルセロナでの初日、バニャイアはプラクティス序盤に一時トップタイムを叩き出しながらも、最終的には14番手に沈んだ。路面グリップの向上に合わせた適応が進まず、ブレーキングとコーナリング中のマシン挙動に苦しんだ様子。コーナー進入と立ち上がり加速でのスピード不足がタイムロスの主因と見ており、まだ明確なセットアップの方向性を掴み切れていない。開幕前から厳しい展開を予想していたというが、改善の糸口はまだ見えていないようだ。

ブレーキングと加速性能に課題を残す

「今日は残念ながら正しい方向に作業が進まなかったです。セッション間で若干の改善はあったんですが、路面グリップが上がっていく中で、もっと大きなステップが踏めると期待しています。ブレーキングとコーナリング中のマシン挙動を改善する必要があります。データを見る限り、コーナー進入と立ち上がりの加速でスピードが足りていないのが原因で、かなりタイムをロスしています。そういった部分のフィーリングが良くないと、マシンの方向性について明確な指示を出すのも難しいです。このサーキットで苦戦するのは想定していましたが、引き続き改善策を探していくつもりです。」