

2026年スーパーバイク世界選手権開幕戦がオーストラリア・フィリップアイランドで開催され、Honda HRCのテストライダー、長島哲太が代役参戦ながら14位でフィニッシュし、2ポイントを獲得した。負傷中のソムキアット・チャントラに代わっての出場であり、同じくジェイク・ディクソンも今大会を欠場している。
最終フリープラクティスではCBR1000RR-Rのセットアップをさらに煮詰め、長島は金曜のベストタイムをわずかに更新。続くスーパーポールでは15分間のセッションで7周を走行し、1分29秒986をマークして17番手。チームメイトでワイルドカード参戦のライアン・ビッカーズとはわずか0.017秒差で、決勝は6列目からのスタートとなった。
気温21度、路面温度42度のドライコンディションで行われた22周のレース1。好スタートを決めた長島は、オープニングラップの混戦を経て17番手でレースを組み立てる。安定したペースを刻みながら前半でタイヤをマネジメントし、終盤にかけてビッカーズと地元ライダーのガードナーを攻略。残り5周でポイント圏内に浮上した。終盤はビッカーズとのホンダ対決を制し、14位でチェッカー。価値ある2ポイントを手にした。
長島哲太
「今日のレースは最終的には悪くなかったと思います。もちろんポジションは決して満足できるものではありませんが、テストライダーとしての参戦を考えれば堅実な結果だと捉えています。特にレース後半は安定したペースで走ることができました。スタートをもう少し改善できれば、トップ10に近づける可能性もあると思います。レース中には、特にトラクションや電子制御の面でマシンの改善点をより具体的に感じ取ることができました。」
「どこでタイムを失っているかは理解していましたが、実戦の中ではよりリアルに課題を把握できます。フィリップアイランドでのここまでの仕事には満足していますし、明日もベストを尽くしてさらに多くのデータを収集したいです。予選や初日、テスト時よりもレース1のほうが良いフィーリングを得られましたし、確実に前進しています。各コーナーでの改善やセットアップの細部を詰めていくことが開発において非常に重要ですので、引き続き取り組んでいきます。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。







