
2026年スーパーバイク世界選手権がオーストラリア・フィリップアイランドで開幕。Honda HRCは負傷欠場となったジェイク・ディクソンとソムキアット・チャントラに代わり、ファクトリーテストライダーの長島哲太を起用した。さらに、ライアン・ビッカーズがHonda HRCテストチームからワイルドカード参戦している。ディクソンは数日前のテスト中に負った手と手首の骨折を安定させるため、前日にメルボルンで手術を受けた。ディクソンとチャントラは回復に専念する。
FP1はドライコンディションのもとスタート。今週初めに同地でテストを実施していた長島とチームは、そのデータを活用しながらレースウィークに臨んだ。FP1ではCBR1000RR-Rのセットアップ調整を進めながら21周を走行。ベストは1分30秒560で18番手につけた。
午後のFP2もドライコンディション(気温22度、路面温度46度)で行われた。序盤にはワラビーがコースに侵入し赤旗中断となったが、まもなく再開。45分間の走行時間を最大限に活用した長島は終盤に1分30秒320へと自己ベストを更新し、総合17番手で初日を締めくくった。16番手の同じホンダ勢ライアン・ビッカーズとの差はわずか0.007秒だった。
土曜日は最終フリー走行、スーパーポール予選、そして22周のレース1が行われる。
長島哲太
「フィリップアイランドでの初日は全体的にポジティブでした。コンディションも今週初めのテストと似ていて、そのときよりラップタイムを改善できたのは励みになります。バイクとのフィーリングは、電子制御の面も含めて一歩ずつ良くなっています。走るたびにパッケージへの理解が深まっていて、開発の観点からも非常に重要です。他のライダーと一緒に走れることも、さまざまな状況を比較・評価できるので助けになります。無理に限界まで攻めているわけではなく、バイクや電子制御の反応を感じ取ることに集中しています。そのうえで変更を加え、段階的に改善を目指しています。良い方向に進んでいると思います。明日はテストライダーとしての役割を少し脇に置き、よりレースライダーとしてプッシュし、どこまでできるかを試したいです。同時に、将来に向けたデータ収集も続けていきます。」








中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。







