
モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームは、ブラジルからアメリカ・テキサス州オースティンへ移動し、2026年MotoGP第3戦アメリカズGPに向けた準備を進めている。舞台となるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で、ファビオ・クアルタラロとアレックス・リンスは巻き返しを狙う。
クアルタラロは現在ランキング16位。COTAでは好成績を残しており、2015年Moto3で2位、2021年MotoGPで2位、2023年には3位と表彰台を獲得している。今週末も上位争いへの復帰を目指す。
リンスもCOTAを得意とするライダーの一人だ。2023年にはスプリント2位から決勝優勝を果たし、2022年に2位、2019年に優勝とMotoGPでの実績を持つ。さらにMoto2では2016年優勝、2015年3位、Moto3でも2013年優勝と、同サーキットで数々の結果を残している。ランキング18位からの巻き返しに挑む。
2012年に完成し翌年からグランプリに組み込まれたCOTAは、全長5.513km。高速ストレートとタイトなヘアピンが組み合わさったレイアウトで、11の左コーナーと9の右コーナー、さらに1,200mのロングストレートを備える。特に急勾配のターン1は、オーバーテイクが多発するポイントとして知られる。マシンセッティングの最適解が結果を左右する難関コースだ。
マッシモ・メレガリ
「ブラジルは浮き沈みのある週末でした。金曜と土曜は特にファビオの予選とスプリントが好調でポジティブでしたが、日曜は厳しい展開となりました。現在はアメリカに移動しており、COTAは特に後半セクションや長いストレートの影響で、我々にとって簡単なサーキットではないと考えています。新型マシンでは週末の展開を予測するのは難しい状況ですが、このレースが学習プロセスを前進させる重要な機会になると確信しています」
ファビオ・クアルタラロ
「ブラジルはアップダウンのある週末でした。土曜日は予選もスプリントも良い感触でしたが、日曜日はリアグリップの問題で厳しいレースになりました。今はアメリカに来ていて、今回もフラットな気持ちで週末に臨みます。COTAとオースティンはとても好きな場所なので、どこまでやれるか見ていきたいですし、もう一歩前進できることを期待しています」
アレックス・リンス
「ブラジルのレースは良いスタートが切れましたが、前のライダーに引っかかってからはペースを維持するのが難しくなりました。再びCOTAに来られて嬉しいですし、このコースと雰囲気はとても気に入っていますし、良い思い出もあります。今週末にどこまでできるか楽しみです。COTAは要求の高いサーキットですが、新型マシンについて一歩ずつ理解を深めているところです」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。