ピレリは2026年ドイツGP(ザクセンリンク)に向け、Moto2クラスに2種類のミディアムリアタイヤを供給する。1つは2025年のレースで全ライダーが選択した実績を持つD0922、もう1つはWorldSBKでの使用実績はあるものの、グランプリ世界選手権では初登場となる新開発仕様F0468だ。Moto3クラスは3年連続でスタンダードレンジのソフト(SC1)とミディアム(SC2)を用意し、SC2がリアの定番選択肢となっている。
F0468はD0922と同じコンパウンドを使用しながら、レース全体を通じた安定性とパフォーマンスの一貫性を高めるために新世代の構造を組み合わせた仕様。ザクセンリンクはカレンダーの中でもタイヤへの負荷が特に大きいサーキットとして知られており、ミディアム系タイヤが伝統的に最適な選択肢とされてきた。

ジョルジョ・バルビエ(ピレリ モーターサイクルレーシングディレクター)
「自分たちは3年連続でザクセンリンクに戻ってきており、このサーキットの特性についての理解はすでに十分に確立されています。ここはカレンダーの中でもタイヤにとって最も過酷なサーキットの一つで、特に摩耗の面で厳しい条件が続きます。そのため、ミディアム系のソリューションが耐久性と安定したパフォーマンスの最良のバランスを保証するものとして、伝統的に最も適した選択肢となってきました。」
「昨年のMoto2では、全ライダーがD0922仕様を選択し、非常にポジティブな結果を残しました。Moto3ではSC2、つまり用意されたコンパウンドの中で最も耐久性の高いものが選ばれました。2026年に向けては、Moto2に興味深い選択肢を導入します。F0468開発仕様です。このチャンピオンシップでは新顔ですが、タイヤへの負荷が特に大きいもう一つのサーキットであるモストでのWorldSBKにおいて、すでに成功裏に使用されています。」
「F0468はD0922と同じコンパウンドを使用しており、ライダーたちにはすでによく知られ高く評価されています。そこに、レース全体を通じた安定性とパフォーマンスの一貫性を高めるために開発された新世代の構造を組み合わせています。この2つの仕様を直接比較し、どちらがライダーの要求とザクセンリンクの特性をより的確に解釈するかを分析することが、特に興味深いポイントになるでしょう。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。







