
「MICHELINアラゴングランプリ」が、2026年8月28日から30日にかけてスペイン北東部のモーターランド・アラゴンで開催される。同サーキットは今季最も気温が高くなるコースのひとつとして知られており、ミシュランは夏の厳しい条件に対応するためタイヤ配分を変更した。アラゴンGPは2025年の6月開催から8月下旬へと時期が移ったことで、2024年と同様の日程に戻る。この変更を受け、フロントは2025年の3種類から2種類に絞られ、リアのソフトはより高温に耐えられるよう硬めのトレッドコンパウンドが採用された。
全長5.077kmのモーターランド・アラゴンは17コーナー(左10・右7)で構成される反時計回りのサーキットで、高速ストレートとアップダウンの激しいレイアウトが特徴だ。路面温度が急激に上昇しやすく、タイヤへの負荷が大きい。2024年に路面再舗装が行われており、ミシュランのエンジニアはその後のデータをもとに2026年向けのタイヤパッケージを再評価・発展させた。フロントにはソフトとミディアムの2種類のMICHELIN Power Slickが用意され、2025年に設定されていたハードは今回採用されない。リアはソフトとミディアムの2種類で、ミディアムは2025年と同一仕様、ソフトは高温対策として硬めのトレッドコンパウンドに変更されている。リアタイヤは左コーナーが多いことによる負荷に対応するため、左側を補強した非対称設計となる。雨天時にはMICHELIN Power Rainレンジが同仕様で提供される。

レコードの面では、2025年大会ですべての記録が更新された。マルク・マルケスがコースレコードの1分45秒704を保持しており、ブラッド・ビンダーが記録した最高速356.4km/hも2025年に樹立されたものだ。
ピエロ・タラマッソ(ミシュラン・モータースポーツ 二輪競技マネージャー)
「昨年は6月開催でしたが、それでも路面温度はすでに50℃を超えていました。今年はさらに高い値が予想されます。」
「モーターランド・アラゴンは反時計回りで走る特殊なサーキットで、速度が非常に高い長いストレートがあります。アップダウンのあるレイアウトとタイトなコーナーが組み合わさることで、ライダーにとっても、マシンにとっても、タイヤにとっても特に過酷な条件となります。ここではタイヤ温度が急速に上昇し、摩耗が加速します。」
「そのため、この現象に対処するための必要な措置を講じました。風によって路面に運ばれるデブリで汚れやすいエリアへの対応も含まれています。」
「週末の2レースにおけるタイヤの組み合わせはまだ決定していません。ただ、2025年に大多数のライダーが選択した組み合わせ、つまりティッソスプリントではフロントにミディアム・リアにソフト、グランプリではフロントとリアの両方にミディアムという選択が、今年も有力な選択肢となる可能性があります。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。







