昨日は2016年シャーシに2017年エンジン、2018年エンジンを搭載してエンジンの比較テストをしていたロッシ選手。1月に行われるセパンテストではどうやら2016年の特性を取り入れた2018年シャーシを使用する様子。2016年シャーシはリアタイヤの摩耗が課題のようなので、ここを解決した新たなシャーシが完成するのでしょうか。

バレンティーノ・ロッシ

「今日は異なるエンジンをテストして、エンジンに関して決定をする必要がありました。ですからしっかりと集中する必要があったんです。これは本当に重要なテストです。ミスは出来ません。エンジンを理解するには同じバイクでテストを行う必要があるんです。長い一日でしたが、ポジティブでしたね。」

「新しいエンジンはスムースさを失わずによりボトムからパワーがあるんです。バレンシアはエンジンをテストするには最高なトラックとは言えません。ただエンジンの理解は出来ますし、あと10日でセパンでテストを行ないます。シャーシに関してはエンジンは大きな助けになりません。何かしら別のものが必要です。」

「セパンでも同じシャーシでテストを行ないます。前回使用したシャーシ(2018年のプロトタイプ)はシーズン終盤に用意していたものです。ただ先に使うということにしたんです。来月にはシャーシが用意出来ていると良いですね。ヤマハはバイクをバランスさせるのにやるべきことが沢山あるでしょう。」

(Photo courtesy of michelin)