今週末にいよいよ今年2回目のMotoGPのオフィシャルテストがタイのチャーン・インターナショナル・サーキットにおいて開催されます。全てのチーム、ライダー達にとって新しいトラックとなるわけですが、まずは初日どのような走行になるかに注目が集まります。なお、3日間の天気予報は16日、17日は晴れ、18日は曇りとのこと。最高気温は37℃と暑くなりそうです。

2018年のMotoGP開幕に向けた準備は進んでいる。MotoGPに参戦する各チームは今週末にタイのブリーラム・インターナショナル・サーキットへと向かう。MotoGPパドックにとっては、ドイツ人のヘルマン・ティルケが設計した4554mのサーキットを走行するのは初。このサーキットはブリーラム市の近郊にあり、首都のバンコクからは400km以上離れている。

アプリリア・レーシングチーム・グレシーニは、2018年型のRS-GPをアレイシ・エスパルガロとスコット・レディングが操縦する。新型のバイクに関する両ライダーのファーストインプレッションは良かったが、その内容の確認、新しいトラックでのテストは開幕戦のカタールに向けて重要となる。

アレイシ・エスパルガロ

「このトラックはストレートがあちこちにある妙な作りですね。ただ良いテストになると思います。新型のRS-GPで異なるトラックでテストを行うのは非常に重要です。さらに情報を得て、シーズンに向けて良いスタートをしたいと思います。」

スコット・レディング

「間違いなく興味深いテストになるでしょう。皆にとって新しいトラックですからね。2つのゴールがあります。まずはレースに向けて自信を深めること、新しいバイクを開発することです。セパンの後でチェックしたい内容があり、その他に実験を行う予定のエリアがあります。新しいトラックというチャレンジは楽しみですね。3日間の後に自分達のレベルに関して明確なアイディアが持てるでしょう。」

<アプリリア プレスリリース>