ロレンソ選手が2008年に記録したラップレコードを0.2秒以上更新したザルコ選手ですが、レースではあくまでもペースが重要だとしており、優勝そして表彰台を狙っていくと語ります。なおフランス人ライダーとして最高峰クラスで最後に勝ったのは1999年のレジス・ラコーニで、もしザルコ選手が優勝すると1999年以降初めての快挙となります。
サイモン・クラファー
「今週は色々な事がありましたが、今日はユーズドフロントタイヤを使用して素晴らしいラップを記録しました。」
ヨハン・ザルコ
「本当に嬉しいです。シーズンスタートとしては最高の形です。今回は練習走行で転倒してしまいました。それが予選に影響するとは思っていませんでしたが、新品タイヤと良いバイクがあれば良い走行が出来ると思っていました。そして今朝からカタールテストと同様のフィーリングを取り戻す事が出来たんです。ラップレコードを破ったのは最高の気分です。明日は優勝、表彰台を狙いますが、ペースはあまり良いとは言えません。ただ、良い結果を得るには最高のチャンスだと言えるでしょう。」
(Photo courtesy of michelin)