MotoGPクラスで初のポールポジションを獲得したミラー選手は、ウェットが残る路面コンディションでスリックタイヤを履くというギャンブルでポールポジションを獲得。暴れまくるバイクを抑えながらの迫力のライディングを披露しました。
サイモン・クラファー
「ジャック、スリックタイヤを履いて実に勇敢な走りでした。」
ジャック・ミラー
「スリックを履くのは大きなギャンブルでした。ただ、Moto3の時を振り返って、ウェットでこのトラックがどの程度のグリップがあったかを考えました。トラックのほとんどはドライラインが見えていましたが、ターン7とターン8は非常に滑りやすい状況でした。実はポールを獲得したラップよりも1周前のほうが良いタイムで走っていたんですが、何度か吹っ飛びそうになりました。ウェットの部分でスロットルに少し触れただけでバイクに吹っ飛ばされそうになったんです。」
「でもこうやって新しいチームにこうして結果を持ち帰る事が出来て嬉しいですね。明日はポールから良いスタートを決めたいと思います。トップライダー達はドライで速いですから、彼らの前にいたいと思います。明日はドライレースになるといいですね。」
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。