手首を骨折しているということをほとんど感じさせない走りを見せたダニ・ペドロサ。アメリカにやってきた時点では練習走行を走れるかどうかもわからない状態だったようですが、執念の走りで7位を獲得しています。

ダニ・ペドロサ

「このレースを完走出来て、なおかつポイントを獲得することが出来て非常に嬉しいです。この数日間に自分を助けてくれた皆に感謝を捧げたいと思いますし、ファンの皆さんのサポートにも感謝しています。ここに来るまでは練習走行を走れるかどうかも定かではなかったんです。本当にタフな週末でした。特にこのトラックではそうでした。いくつかのサーキットではもう少し無理をせずに状況をコントロールすることが出来ることもあるんですが、このトラックはフィジカル面では本当に厳しいトラックですからね。」

「痛み止めを飲んでレースに挑んだとは言え、いつも通りにレースを楽しむということは出来ませんでした。痛み止めのおかげでレースにより集中することは出来ましたが十分な強さは無かったと思います。最終的にはバイクをコントロールするのに苦戦しましたが、なんとか走りきり結果にも満足しています。次回のヘレスまでに数日間ありますから、その中で出来る限り回復に専念したいと思います。ヘレスは好きなトラックですから、どのような感触でレースが出来るかですね。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)