Ducatiが今年もパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにおいて優勝を手にしました。これはDucatiにとっては通算7度目のパイクスピークにおける優勝となります。
Spider Grips Ducati Pikes Peak チームのCarlin Dunneは、今年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにおいて9:59:102のタイムで優勝しました。これはDunneにとっては4度目のパイクスピーク制覇となります。
カーリン・ダン
「やりましたね。ムルティストラーダ1260パイクスピークは望んだとおりの素晴らしい走りをしてくれました。自分がこの山を登るのに必要としていたすべてを提供してくれました。パイクスピークはけして楽なレースではありません。ただ今回は天候も味方してくれ、Ducatiを勝利に導くことが出来ました。」
今回の優勝は2008年にDucatiがパイクスピークへの挑戦をはじめてから7度目の勝利となります。なお、DunneとDucatiは2012年から2017年までコースレコードを保持しており、なおDunneの2012年の勝利はムルティストラーダ1200Sによるもの。
今年Dunneはムルティストラーダ1260パイクスピークモデルで優勝。このモデルは1262ccのDucatiテスタストレッタDVTエンジンを搭載、ミッドレンジのトルクが18%向上しています。また新設計のシャーシによって安定性が向上しています。
今年は新メンバーとしてCodie Vahsholtzも加わり、彼は10:12:703のタイムで3位を獲得しています。Vahsholtzは地元コロラドの出身で、彼自身、家族もまたパイクスピークで優勝経験があります。
今回のパイクスピークは第96回大会となり、DucatiはShell Advance、Brembo、Pirelli、テルミニョーニ、Spider Grips、Ducati by Rizoma、Race Tech、Revl and Racing Cowboysなどの協力を得て大会に挑んでいます。
(Photo courtesy of Ducati)
<Ducati プレスリリース>