今回の予選は他のライダーを後追いしてタイムを出している選手がおり、今回ばかりは自分も後追いをしたと語るクラッチロー。そうはいいつつも他のライダーには後追いをさせなかったあたりが巧みですね。
Q
「難しい予選の中で、2位、1列目からスタートすることとなりました。どのように感じていますか?」
カル・クラッチロー
「もちろんいい気分ですし、チームが素晴らしい仕事をしてくれました。そして皆にとっても非常にエキサイティングな予選だったと思います。通常は誰かがタイムを出すのを待つということはないんですが、どうやら今回はリンスやその他何名かのライダーは自分1人ではラップタイムを出せなかったんでしょうね。自分も最後は集団の中でそれを利用しましたが、通常は自分は予選走行は1人だけで走行してタイムを出します。正直他のライダーの後をつけるのは好きじゃないんです。というのも自分は他のライダーの後追いをしていると十分に集中出来ないんですよ。ただ、今回は本当に接近していてプッシュする必要があったので、他のライダーを利用しました。ただ他のライダーには自分を追って欲しくなかったので、上手いこと戦略がハマりました。」
「チームとホンダは素晴らしい仕事をしてくれて、バイクも素晴らしい形で機能していました。ただバイクはかなり暴れまわっていて、今週はずっとバイクと格闘しています。まぁ他のレースウィークと何か変わってるわけではありませんが、良い感触を得ていて強い走りが出来る感触があります。1列目を獲得出来て良かったですね。」
Q
「レースペースに関してはいかがでしょうか?多くのライダー達が同じようなレベルにいると感じますか?」
カル・クラッチロー
「そうですね。10人のライダー達が同じペースで走行出来るんですから大いに問題です。マルクが少し周りよりペースが速いようにも思いますが、彼がそこから抜け出せるかどうかはわかりません。最終的には成し遂げた仕事に関して満足していますし、良い走りをして表彰台を獲得出来ればと思います。」
(Photo courtesy of michelin)