セーフティーコミッションの中ではペトルッチと共にレース開催を支持したと言われているザルコですが、それでもトラックコンディションに関しては不満があったようです。裏を返すと、これだけ厳しいコンディションでないとトップ選手達と互角以上の戦いは出来ないと感じているということでしょうか。
ヨハン・ザルコ
「雨が止むことを願い、トラック上の水が少なくなることを願いながら待っていましたが、レースはキャンセルとなってしまいました。通常は雨の中でもレースは出来ますし、今日は1日中雨が降っていたとは言え、激しい雨ではありませんでした。ただ、新しいアスファルトが良くなかったようで、路面は非常に滑りやすくバンプが多く、アクアプレーニングも発生していました。土曜日の転倒は非常に妙で、サイティングラップの時点でどのライダーも限界でした。あまりにも水がトラック上に残っているためレースは行わないという結論を出しました。皆レースをする準備が出来ていたにも関わらずレースが出来なかったのは残念です。最終的にはこの決定を下した事は良かったと言えるでしょう。」
(Source: tech3)
(Photo courtesy of michelin)