ポール・リカール・サーキットは、2018年にF1フランスGPを開催するため2ヶ月に渡る昨年冬の大改修によって安全性が大幅に向上した。10,000トンのアスファルトが使用され、トラックとピットレーンが再舗装、4つのコーナーの改修が行われた。

トラック西部のLa Verrerie、the Virage du Camp、ホームストレートに続くVirage du Pontが改修され、Virage de Bendorは形状は改められ短くなった。これらの改修によってボルドールの全長は5,791mから5,673mになった。

これが2018年のボルドール耐久レースのテストでのタイムに現れており、この時点でのテストに関わらうず、YARTヤマハは1:55.037のベストタイムを記録。これは2015年のMarkus ReiterbergerがPenz13.com BMW Motorradで記録した1:57.253を上回っている。

数名のライダー達がサーキットの新しい路面についてテストの後にコメントを発表している。Vincent Philippe、ケニー・フォーライ、ダヴィッド・チェカ、マイク・ディ・メグリオ、Sébastien GimbertなどはSainte-Baumeの出口からMistral ストレートへの立ち上がりの部分における安定性について問題があると語っている。

なお、ポールリカールのスタッフ達は、ボルドールのレース開催前にこうした安全性に関する問題点の解決を進めようとしている。なお、ボルドールにおけるプライベートテストは9月11日に予定されている。

(Source: EWC)

(Photo courtesy of EWC)