現在Ducatiではクリスチャン・ガバリーニがホルへ・ロレンソのチーフメカニックを務めていますが、2019年にホルへ・ロレンソがレプソル・ホンダに移籍するにあたり、ガバリーニを引き連れていかないことが既に明らかになっています。
ロレンソにとってDucatiのデスモセディチに続いて未知のバイクとなるホンダのRC213Vを乗りこなすには、ホンダのMotoGPでの活動を理解し、RC213Vを理解している人物が側にいることが絶対に必要ですが、その候補とされているのが、現在LCRホンダでMotoGPクラスルーキーである中上 貴晶を支えているラモン・オーリンです。
ラモン・オーリンはホンダで10年以上MotoGPプロジェクトに携わってきており、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、ダニ・ペドロサ、ジャック・ミラーなどのクルーチーフなどを歴任してきた人物です。オーリンにとってもMotoGPで3度タイトルを獲得し、現在マルク・マルケスにとって最強のライバルの一人であるホルへ・ロレンソを担当出来るとなると大きなチャレンジとなるでしょう。
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。