ロマーノ・フェナティに対するペナルティー、ライセンス剥奪などの動きに関してアレイシ・エスパルガロが語っていますが、フェナティをある程度擁護しつつ、MotoGPにも危険行為をするライダーは何人もいると語ります。

アレイシ・エスパルガロ

「ロマーノ・フェナティがやったことは信じられません。まるで子供じみた思考ですよ。彼がああいった危険行為をしたのは初めてではありませんが、今回の彼の行為で周囲は彼を殺人犯のように扱っています。これは少し行き過ぎだと思います。彼はまだ子供であって、子供がバイクに乗っていたということです。彼は自分がした行為の償いをする必要がありますが、彼はレースを辞めて働くというじゃないですか。これには参りましたね。ペナルティーは年々厳しくなっていますが、ちょっとね。」

「それにイタリアでは彼を法的に裁こうという動きもあるようですが、これはあくまでレースであってスポーツです。2戦ほどの出場停止で十分だと思いますけどね。もし彼が引き続きこうした行為をするのであれば、そこで初めてライセンスを剥奪すればいいと思うんです。ホルへ・ロレンソがいいことを言っていましたけど、彼は若いころ無謀な運転ばかりをして1レース出場停止を食らった。それで彼は走り方を完全に変えたと話していましたよね。今シーズン出場が出来ないということになれば、彼も変わると思います。彼がMotoGPにステップアップしてきても自分は全く気にしません。MotoGPにはもっと酷いやつが何人もいますから。」

(Photo courtesy of michelin)