今回もマルケスと素晴らしいバトルを展開したドヴィツィオーゾは、最後の最後でマルケスの走りに上手く対応出来なかったと語ります。今のこの結果に関しては積み重ねてきたもので、偶然ではないと強調します。
アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「残念ながら優勝が出来ませんでしたけど、シーズンを通じて作業をしてきて向上しているというこれが現実です。最後の2周でマルクはかなり摩耗したタイヤで凄い走りをしましたけど、それにしっかりと応えることが出来ませんでした。彼は離されてもすぐに追いついてきましたけど、レース後半の摩耗したタイヤでああいったスタイルの走りは自分には出来ません。」
「マルクが直前にソフトリアに変えたことに関しては可能性はあると思っていました。特性については理解していましたし、右コーナーは自分のほうがグリップがあって、左コーナーは彼のほうがグリップがあったんです。でもこれはミシュランタイヤのことをしっかりと理解する必要があるということでしょう。」
「ホルヘの転倒は見ていませんが、多くのクレイジーなライダー達はブレーキングポイントが遅すぎるんです。自分はブレーキは早めにかけますから。今こういった素晴らしいライディングが出来ていてキャリア最高のライディングが出来ていると感じますが、これが現実で、今一瞬の出来事ではありません。タイは2月の時点ではホンダのほうが強かったと思いますが、状況が違いますし、雨も多いようですからどうなるでしょうね。」
(Source: Ducati)
(Photo courtesy of michelin)