直前になってリアをソフトで走行するというリスクを冒したと語るマルケス。後半までタイヤが保つのか?という疑問はありましたが、見事にコントロールしてドヴィと熱いバトルを展開。地元での優勝を飾りました。
マルク・マルケス
「今日は朝目覚めてリスクを取ろうと思っていました。ウォームアップ時点でリスクを取ろうと思っていましたが、チームと話してソフトタイヤでいくことにしました。ハードのリアタイヤに関してはレースウィーク全体を通じてあまり良い感触がなかったんです。ソフトリアこそがドヴィと戦える唯一のチョイスでしたし正しい選択でした。最後まで素晴らしバトルでファンにとっても良かったと思います。最後の最後ので前に出られて良かったと思います。」
「今日は良いスタートだったんですが、ブレーキングしたところトラックの汚い部分でフロントがロックしたんです。そこでブレーキをリリースしたことでワイドになってしまい、彼はあそこでプッシュしたんですね。でもパルクフェルメに帰ってくるまでロレンソが転倒したことは知りませんでした。でもドヴィとは激しいバトルがあって、ターン14では接触がありました。それで自分はトラック外に押し出されてしまいイアンノーネが追いついてきました。本当に素晴らしいバトルだったと思います。アグレッシブでしたが限界の中でのレースでした。これこそがMotoGPですしファンも楽しんだでしょう。」
「モトランドは自分も大好きなトラックで今週末も走行を楽しみました。プレッシャーというよりは多くの人がいるのでストレスは感じていました。でも集中し、後半戦にDucatiをこの優勝で止めることが出来ました。DrakeのIn My Feelingsが頭の中に流れていたので、それでああいったダンスを優勝後にしたんですよ。チャンピオンシップ優勝に関しては、いつどこでということは関係なく、とにかく集中していくということが重要になります。チャンピオンシップについて考えだすと”もしどこでどうすれば。。”という可能性の事を考えてしまいますが、そういうことは考えずに、とにかく集中していくことだと思います。そうすればチャンピオンになれると考えています。」
(Photo courtesy of michelin)