今回は1位でリードする形でレースを展開したドヴィツィオーゾでしたが、やはり前にずっといた事によってマルケスの走りを分析することが出来ず、マルケスのアタックに関して上手くコントロールが出来なかったようです。最終コーナーでの限界のブレーキング、最後のアタックは成功しなかったとは言え、実に見事な走りでした。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「2位を獲得出来て嬉しいです。とは言え最終コーナーで優勝を逃してしまいました。残念ながらマルケスの強みがどこか、弱点がどこかというのが、前にいたのでわかりませんでした。ターン5で仕掛けようとしたんですが、上手くいかずに最終コーナーで再び彼に仕掛けたんです。でも彼を抜くほどに接近は出来ませんでした。残念ですが、この2位はアラゴンの優勝よりも嬉しいです。昨年であればこうしたトラックの特性だと優勝争いは出来なかったでしょうし、毎レース改善が進んでいることが嬉しいです。エンジニア達と共に常に新しい何かを見つけています。良い作業が出来ていて、毎レース優勝争いが出来るようになっているんです。」

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(Source: Ducati)

(Photo courtesy of michelin)