- デザインにおける美しさと大胆さに関して、ドゥカティ、アウトモビリ・ランボルギーニ、ピレリ、ザハ・ハディド・デザイン、ワルテル・デ・シルヴァ、トム・ディクソンらが意見を交換
- このイベントのために製作されたコンセプトバイク、ディアベル1260 S Matericoは、ミラノ・デザインウィーク期間中 “The Manzoni”に展示
- 「レッド・ドット・デザイン賞:ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞したディアベル1260はスタイル・アイコンとしての地位をさらに強化
2019年4月10日 ボルゴ・パニガーレ(イタリア、ボローニャ)/ミラノ
ドゥカティにとって、ミラノ・デザインウィークで行われた円卓会議は、新型ディアベル1260が誕生したスタイリング・プロセスを提示し、デザインにおける美しさと革新性に対する情熱を、他の参加者と共有する絶好の機会となりました。
美しいデザイン、そして“個性に溢れた”モーターサイクルは、常にドゥカティのコアバリューの一つとなってきました。ドゥカティは、ミラノ・デザインウィークに参加することで、この価値を明確に示しています。パワフルで力強い存在感を特徴とするディアベル1260は、大胆かつ明確なビジョンを具現化しています。“Beautiful Boldness/Visionary Design”(美しき大胆さ/ビジョナリー・デザイン)と銘打たれたイベントも、その延長線上にあります。
この興味深い会議は、イギリスの有名なデザイナー、トム・ディクソンが手掛けるレストラン兼ショールームの“The Manzoni”で開催されました。彼は、大胆な内装が施された新しい“ミラノの家”、すなわち自身の作品を展示するレストランを、ミラノ・デザインウィーク期間中にオープンすることを決定しました。
イベントの期間中、さまざまな人々が、工業デザイン、創造性、建築といったテーマに関して意見を交わしました。参加したのは、アンドレア・フェラレージ(ドゥカティ・デザイン・ディレクター)、ミチャ・ボルケット(アウトモビリ・ランボルギーニ・デザイン責任者)、ピエロ・ミサーニ(ピレリ R&D担当ディレクター)、ウッディ・ヤオおよびマハ・クータイ(ザハ・ハディド・デザイン共同ディレクター)、世界的に有名なデザイナーのワルテル・デ・シルヴァ(WDSコンセプト・デザイン創立者、元フォルクスワーゲン・グループ・チーフ・デザイナー)、“The Manzoni”オーナーでもあるトム・ディクソンです。司会進行は、ミッチェル・ルーピ(トッズ・メンズ・コレクションズ・ビジョナリー)が担当しました。円卓会議の参加者は、ジャーナリスト、ゲスト、VIPといった聴衆の前で、自らのクリエイティブなアプローチを披露しました。この討論の中で、いくつかの重要なコンセプトが引き出され、デザインのバランスを生み出すためには、美しさと機能性を正しく融合させる作業が欠かせないことを、出席者たちは強調しました。
ミラノ・デザインウィークへの参加に際し、ドゥカティはディアベル1260の特別なワンオフ・バージョンを製作しました。
ドゥカティ・デザイン・ディレクターであるアンドレア・フェラレージは、このワンオフ・カスタム・コンセプトを披露するにあたって次のように述べています。「私たちは、すばらしく芸術的でクリエイティブなミラノ・デザインウィークに敬意を表し、ディアベル1260をより大胆かつ独創的に仕上げようと思いました。ディアベル1260 S Matericoは、使用している素材の特徴を完全に引き出し、あらゆるディテールにこだわって製作しました。最先端のコンポーネントと相まって、このバイクは形態と機能を理想的に融合しています」
スタイル、イノベーション、パフォーマンスにおけるアイコン・モデルのディアベル1260は、今年の3月に、工業デザイン分野における世界最高の名誉とされる「レッド・ドット・デザイン賞:ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞しました。
ディアベル1260 S Materico はミラノ・デザインウィークの開催期間中、“The Manzoni”(住所:via Manzoni n.5, Milan)に展示されます。さらに、5月3日~5日にミラノのイベント会場 “Palazzo del Ghiaccio” で開催される世界初のモーターサイクル・アーティスト&デザイナー・ショー、“MORAD”にも登場します。
(Source: Ducati)
(Photo courtesy of Ducati)