金曜、土曜から日曜に結果をつなげることが出来たマーべリック・ビニャーレス。リアにハードを履いていたこと、レース終盤に戦闘力を発揮出来たこともそうですが、予選結果、序盤の数ラップで強い走りが出来れば、優勝出来ることを証明してみせました。

マーべリック・ビニャーレス

「モントメロで優勝が出来ると思っていましたが、今回もそう考えていました。金曜から良いフィーリングがありましたからね。今日のレースでは残り7周、8周が重要だと思っていましたけど、とにかく序盤からプッシュしていきました。レースの中で何度もミスをしてしまい、ホンダは抜くのが難しかったですね。その中でも終盤に自分のリズムを見つけてレースが出来ました。チームも今週末素晴らしい作業をしてくれたと思います。」

「32秒台後半を出していれば抜くのは難しいだろうと思っていましたけど、最終セクター、最終コーナーで強みを発揮出来るように週末準備をしてきました。ターン12でチャンスがあったので前に出ましたけど、今はとにかくバイクに乗れてますね。マルクはターン15までのブレーキングが非常に強くて前に出るのが難しく、彼を抜いた後にリードしようとしていたらターン1でミスをしてしまったんです。」

「金曜、土曜から日曜にかけてようやく結果をつなぐことが出来ました。自分のポテンシャルをフルに発揮出来たと思いますし、フロントローだったのもあって今回はチャンスがあると思っていたんです。今日はリアにハードを履いていたので残り10周で強い走りが出来ると思っていました。アッセンは雰囲気が特別でファンとの距離が近いんです。ここで勝つのは特別な気分ですよ。」

「ムジェロでは良いセットアップが出来ていなかったんです。最もトラクションが必要だと思っていて、モントメロ、アッセンで良いセットアップを見つけることが出来ました。両方ともグリップが高いサーキットで、タイヤが摩耗したあとはどうなるかと思っていたんですよね。データに関しては24人全てのデータが見れるなら見て参考にします。自分よりも良い形でコーナーをクリアしているものが、皆1つはあるはずですから。学習のチャンスがあればそれを使います。ファビオのデータにしても同じことです。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)